10月13日(月・体育の日)、東急ウェリナ旗の台様にて出張測定会を実施しました。
今回の取り組みは、品川区の一般介護予防事業「カラダ見える化トレーニング」を担当し
ているP2Mが、初めて出張形式で行った測定会となります。
■ 背景:カラダ見える化トレーニングとは
P2Mでは品川区から委託を受け、65歳以上の方向けに体力や姿勢、バランス能力などを可
視化する「カラダ見える化トレーニング」を実施しています。
測定を通して、自分の体の状態を知り、目的に合った運動を行うことを支援するプログラ
ムです。
主な測定内容は以下の通りです。
• FMS(可動性テスト)
• 体力測定(握力・開眼片足立ち・30秒立ち上がり・長座体前屈など)
• 歩行姿勢測定(歩行年齢・36項目の詳細評価)
• 体組成測定(体脂肪率・体型判定・筋量・脂肪率スコアなど)
• 姿勢写真撮影
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■ 実施場所:東急ウェリナ旗の台とは
東急ウェリナ様は、P2Mと同じく旗の台に拠点を置く東急ウェルネス株式会社様が運営す
るシニアレジデンスです。
“Welina”はハワイ語で「愛を込めて」「歓迎」を意味し、その名の通り、安心・快適・上
質な暮らしの提供を理念とされています。
主に東急沿線の利便性の高い立地に展開しており、自立から介護が必要になった段階まで
サポートできる体制を整えています。
ホテルのような居住空間、栄養バランスの取れた食事、24時間の見守り体制、提携医療機
関との連携など、安心して暮らせる環境が整備されています。
■ 当日の様子
今回は26名の入居者様にご参加いただきました。
朝10時前から体組成測定をスタートし、その後、順次各測定項目を実施しました。
「合図が出たらスクワットを繰り返してください」
「可動域をみます。痛みはないですか?」
「意識せず、普段通り歩いてください」
測定は約1時間。初めての取り組みに緊張される方もいらっしゃいましたが、次第に笑顔
があふれ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
昼休憩を挟み、午後は測定結果のフィードバックと健康セミナーを実施。
測定票を見ながら、各項目の見方や関連性について解説を行いました。
膝の痛みを例に、痛みが起こる仕組みをわかりやすく説明した際には、「なるほど」と感
嘆の声も上がり、メモを取る姿も多く見られました。
セミナーはあっという間の1時間となり、アンケートでも「自分の体を客観的に理解でき
た」「歩行姿勢の評価が興味深かった」など、多くの好評をいただきました。
■ P2Mとは(Physical Predict Management)
P2Mは Physical Predict Management の略で、「自分の体を予測して管理する」ことを意味
します。
継続的に“見える化”を行うことで、体の変化を追跡し、将来の変化を予測することが可能
になります。
「今、自分が何をすべきか」を客観的に判断し、行動につなげることが健康づくりの第一
歩です。
■ まとめ
今回の出張測定会は、参加者の皆様の関心も高く、笑顔と学びの多い1日となりました。
次回以降の測定では、今回のデータと比較しながら変化を追うことができます。
継続的な測定と運動サポートを通して、「自分の体を予測し、管理する」文化を広げてい
けたら嬉しいです。

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