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ランニングの基本②〜太ももの動かし方〜

ランニングにおいて「足を速く動かす」「ストライドを大きくする」といった言葉を耳にすることはありませんか?
今回はスピードに大きく関わる「太ももの動き(はさみ込み)」について解説していきます🏃‍♀️

【はさみ込みとは何か?】

はさみ込みとは、太ももがハサミ✂️のように前後へ動くことを指します。
ここで重要なのは大きく2つです。
・動く範囲(可動域)
・動く速さ(角速度)
つまり「どれくらい大きく」「どれくらい速く」太ももを動かせているかがポイントになります。
実際の研究でも、太ももの回転スピードと走る速度には非常に強い関係があることが示されています。

【速さの正体は“切り返し”】

走りの中で重要なのは、太ももを前後に“素早く切り返す力”です。
・前に振り出す
・後ろに切り返す
この切り替えが速いほどスピードは上がります。
しかし、「とにかく速く動かせばいいのか?」というと、そう単純ではありません。

太ももを速く動かすと、ピッチ(回転数)は上がります。
しかしその代わりに、ストライド(歩幅)が小さくなる可能性があります。
逆に、ストライドを大きくしようとしすぎると、動きの切り返しが遅れます。
つまり大切なのは、大きさ(ストライド)と速さ(ピッチ)のバランスです。

【はさみ込みの“振れ幅”がストライドを決める】

ストライドは、太ももの振れ幅によって決まります。
・前脚(股関節)の最大屈曲
・後脚(股関節)の最大伸展
このときにできる「太もも同士の角度」が大きいほど、ストライドは大きくなります。
速い選手ほど、この振れ幅が大きいのが特徴です。
ただし重要なのは、
「大きく広げたあとに、素早く戻せるかどうか」です。

【広げる力 × 戻す力】

走りは広げる力と戻す力が揃って初めて、効率よく前に進むことができます。
例えば、
・ピッチ型の選手
 → 小さく速く動かすのが得意
・ストライド型の選手
 → 大きく動かすのが得意
という傾向があります。
理想は「大きく動かして、速く戻せる状態」です。

よくある失敗例として、以下の二つが挙げられます。
①大きくしすぎる
→ 戻るのが間に合わず、地面に力を伝えにくい
②速さだけを意識する
→ 動きが小さくなり推進力が生まれない
どちらもパフォーマンス低下につながります。

広げる力と戻す力が揃って初めて効率の良い走りになります。
どちらかだけを意識するのではなく、バランスの良い走りを目指しましょう。

【まとめ】

・はさみ込みとは太ももの前後の動き
・重要なのは「大きさ」と「速さ」
・ストライドとピッチはトレードオフの関係
・広げる力と戻す力の両方が必要
スピードを高めるためには、どちらか一方ではなく、
「自分に合ったバランス」を見つけることが重要です。
「太ももの動き」にも意識を向けて、走りを見直してみましょう!

💡上手なはさみ込みのためには股関節の柔軟性必要です。
より良い走りのため、また怪我予防のために こちら からケアの方法を学びましょう!

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